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賃貸と持ち家はどっちが得?メリット・デメリットを徹底比較

はじめての家づくり暮らし・ライフスタイル 2026年2月4日 NEW

持ち家と賃貸、一体どっちが得なんだろう? マイホームを考えるとき、多くの人がこの疑問にぶつかります。

家賃を払い続けるのはもったいない気もするし、かといって大きなローンを抱えるのも不安ですよね。

この記事では、賃貸と持ち家のメリット・デメリットをさまざまな角度から比較し、生涯コストやライフスタイルの違いを分かりやすく解説します。

自分にとって最適な選択は何か、一緒に考えていきましょう。

目次

【賃貸と持ち家、どちらを選ぶべきか判断する3つのポイント】

結局どっちにすれば良いのか、結論を出すためには3つのポイントで比較検討することが大切です。

1つ目は「生涯の住居コスト」、2つ目は「ライフプランへの柔軟性」、3つ目は「老後の安心感」です。

単純な支払額の比較だけでなく、転勤や家族構成の変化といったライフイベントへの対応しやすさや、定年後の住まいの安定性を考える必要があります。

「賃貸」or「持ち家」という二択の正解は一つではありません。

それぞれの違いを理解し、生涯を見据えて自分にとって何が重要かを考えることが、後悔しない選択につながります。

【持ち家を選ぶメリット|資産形成とライフステージへの対応力】

持ち家を選ぶ最大のメリットは、住宅ローンを完済すれば家が自分の資産になることです。

賃貸のように家賃を払い続ける必要がなくなり、老後の住居費の心配が減るのは大きな安心材料といえます。

また、団体信用生命保険に加入すれば、万が一の際にローンの残債がなくなるため、家族に残せる資産にもなります。

子育て世代にとっては、子どもの成長に合わせて間取りを変えたり、自由にリフォームしたりできる点も魅力です。

社会的な信用を得やすいという側面もあり、将来的な資産形成の第一歩として考える方も少なくありません。

【持ち家を選ぶデメリット|初期費用と維持管理の負担】

持ち家のデメリットとしてまず挙げられるのが、購入時にかかる初期費用の大きさです。

頭金や登記費用、仲介手数料など、物件価格の数パーセントに及ぶまとまったお金が必要になります。

また、購入後も固定資産税都市計画税といった税金が毎年かかります。

さらに、経年劣化による修繕やリフォームのための費用も計画的に準備しなければなりません。

火災保険や地震保険への加入も必須で、これらの維持費が継続的に発生します。

災害のリスクや、転勤などで簡単に住み替えられないという流動性の低さもデメリットといえるでしょう。

【賃貸を選ぶメリット|住み替えの自由度と初期費用の安さ】

賃貸の最大のメリットは、その身軽さにあります。

転勤や転職、家族構成の変化など、ライフスタイルの変化に合わせて気軽に住み替えが可能です。

持ち家に比べて、契約時に必要な敷金・礼金・仲介手数料といった初期費用が安いため、まとまった資金がなくても新しい生活を始めやすい点も魅力です。

給湯器やエアコンといった設備の修繕費用は、基本的に大家さんや管理会社が負担してくれるため、急な出費のリスクが低いのも安心です。

固定資産税の支払いもなく、維持管理の負担を気にする必要がありません。

【賃貸を選ぶデメリット|資産にならず老後の不安も】

賃貸の大きなデメリットは、いくら家賃を払い続けても自分の資産にはならない点です。

支払いは一生続くため、特に収入が減る老後は家賃負担が重くのしかかる可能性があります。

高齢になると、保証人が見つかりにくい、健康面への懸念といった理由から入居審査が厳しくなり、希望の物件を借りにくくなるという現実もあります。

また、持ち家より内装の自由度が低く、壁に穴を開けたりペットを飼ったりすることが制限されるケースがほとんどです。

自分の好きなようにカスタマイズできない点は、暮らしの満足度に影響が出るかもしれません。

【生涯コストで比較!50年住んだ場合の総支払額シミュレーション】

「結局、生涯でかかるお金はどっちが安いの?」という疑問は、最も気になるところでしょう。

ここでは、賃貸と持ち家に50年間住み続けた場合の生涯コストをシミュレーションし、トータルコストでどちらにメリットがあるのかを見ていきます。

この計算は、あくまで特定の条件下での一例です。

物件価格や家賃、金利、維持費などの条件によって総支払額は大きく変動するため、ご自身の状況に合わせたシミュレーションを行う際の参考にしてください。

持ち家にかかる費用の総額とその内訳

持ち家にかかる費用は多岐にわたり、月々のローン返済以外にもさまざまな支出が発生します。

例えば、3,000万円の住宅ローンを金利0.725%で借り入れた場合、50年間で考えると住宅ローン返済額は約4,800万円、固定資産税・都市計画税は50年間で約500~750万円程度必要です。

また、外壁塗装や水回り交換などのリフォーム費用として、50年間で複数回実施すると約1,000~2,000万円がかかることがあります。

さらに火災保険料が約75~150万円、購入時の諸費用として約100~200万円が必要になるでしょう。

これらの費用を合計すると、3,000万円の住宅ローンを組んだ場合でも、約6,500~8,000万円の費用がかかることが想定されます。

賃貸にかかる費用の総額とその内訳

賃貸物件に住む場合、毎月の家賃が住居費の大部分を占めますが、それ以外にもさまざまな費用がかかります。

例えば、家賃が8万円の物件では、年間96万円の家賃が必要です。

これに加えて、管理費や共益費が月々5,000円、駐車場代が1万円とすると、年間で合計18万円が発生します。

また、一般的に2年に一度、家賃1ヶ月分程度の契約更新料(約8万円)が必要になるほか、火災保険料も年間1万円程度支払わなければなりません。

入居時には、敷金・礼金が家賃の1~2ヶ月分ずつ、仲介手数料が家賃の0.5~1ヶ月分に消費税を加えた金額が必要です。

家賃8万円の場合、初期費用として合計24~48万円程度を見込んでおく必要があるでしょう。

これらの費用を合計すると、年間で約115~120万円、50年間住み続けると総額で約6,000万円前後の費用がかかる計算になります。

会社の住宅手当で負担を軽減できるケースもありますが、支払いが生涯にわたって続くのが賃貸の大きな特徴です。

シミュレーション結果からわかる金銭的な損得勘定

上記のシミュレーション結果では、持ち家の総支払額が賃貸よりも高くなる傾向があることが示されています。

しかし、ここでのお金に関する重要な違いが、持ち家はローン完済後に「資産」として手元に残る点です。

将来売却して現金化したり、賃貸に出して収入を得たりする選択肢が生まれます。

そのため、単純な支払額の損得だけでなく、資産価値まで含めて考えることが大切です。

どちらがお得かは、購入する物件の立地や将来性、住む期間によって大きく変わるため、一概に結論を出すことはできません。

【あなたのライフプランに合うのはどっち?タイプ別おすすめ診断】

住まい選びは、お金の問題だけで決められるものではありません。

今後の収入の見通しや、結婚・出産といったライフプランに合っているかどうかが、満足度を左右する重要な判断基準になります。

ご自身の価値観や将来設計と照らし合わせることで、自分に本当に合った選択が見えてくるはずです。

ここでは、どのようなタイプの人にそれぞれが向いているのかを解説します。

もし判断に迷う場合は、専門家に相談して客観的なアドバイスをもらうのも良いでしょう。

持ち家が向いている人の特徴【定住志向・ファミリー層】

一つの場所に腰を据えて暮らしたいと考えている人には、持ち家が向いています。

特に、子どもがいるファミリーや、これから家族が増える予定の夫婦の場合、子どもの成長に合わせて部屋をカスタマイズできる一戸建ては、新築・中古問わずメリットが大きいでしょう。

4人家族がゆったり暮らせる3LDKの家でのびのび子育てをしたい、といった希望も叶えられます。

賃貸が向いている人の特徴【転勤族・独身者】

仕事で転勤が多い方や、ライフプランがまだ定まっていない20代・30代の単身者には、住み替えが容易な賃貸がおすすめです。

キャリアプランや結婚など、ライフステージの変化に柔軟に対応できるのが最大の魅力です。

また、収入がまだ不安定な方将来のために今は貯蓄を優先したい方にも向いています。

30歳や40歳といった人生の節目を迎えたときに、改めて持ち家の購入を検討するという柔軟な考え方も可能です。

まずは賃貸で暮らしながら、じっくりと将来設計を立てるのも賢い選択といえるでしょう。

【老後の住まいはどうなる?それぞれの安心とリスクを解説】

現役世代のうちは想像しにくいかもしれませんが、定年後の住まいは生活の質を大きく左右する重要な問題です。

年金生活になったとき、住居費の負担は家計に重くのしかかります。

老後は持ち家と賃貸、それぞれにどのような安心材料とリスクがあるのでしょうか。

将来後悔しないためにも、今のうちからそれぞれの特徴を正しく理解し、長期的な視点で住まい選びをすることが大切です。

持ち家の場合:ローン完済後の安心感と修繕費用の課題

持ち家の最大のメリットは、定年前に住宅ローンを完済していれば、老後の住居費の心配が大幅に減るという安心感があることです。

固定資産税などの支払いは続きますが、家賃という継続的な支出がないことは精神的にも経済的にも大きな支えになります。

一方で、築年数が経つにつれて建物は老朽化するため、修繕やリフォームが必要になるという課題も。

給湯器の交換や外壁の塗り直しなど、まとまった費用がかかることも想定し、現役時代から計画的に備えておく必要があります。

賃貸の場合:高齢者の入居審査の厳しさと家賃支払いの現実

賃貸暮らしの場合、老後も家賃を支払い続ける必要があります。

収入が年金中心になると、家賃が家計を圧迫する大きな要因になりかねません。

また、高齢者であるという理由だけで、賃貸の入居審査が厳しくなるという現実もあります。

65歳を過ぎてからの住み替えでは、保証人が見つかりにくいことや健康面での不安から、入居を断られるケースも少なくありません。

物件によっては、75万円以上の貯蓄額を証明しないと契約できないなど、ハードルが高くなる可能性があります。

【賃貸と持ち家に関するよくある質問】

ここでは、賃貸と持ち家の選択をする上で、多くの方が疑問に思う点についてお答えします。

Q.結局のところ、金銭的に得なのは賃貸と持ち家のどちらですか?

A.一概にどちらが得とは言えません。

支払総額は持ち家の方が高くなる傾向ですが、ローン完済後には資産として残ります。

物件の資産価値や住む期間、金利の変動によって損得は変わるため、ご自身のライフプランに合わせた多角的な検討が必要です。

Q.賃貸から持ち家を検討する最適なタイミングはいつですか?

A.結婚、出産、子どもの進学など、ライフステージが大きく変わるときが最適なタイミングです。

家族構成が固まり、将来の生活設計がある程度見通せるようになった時点での検討をおすすめします。

金利の動向も重要ですが、まずはご自身の生活の変化を基準に考えましょう。

Q.購入した家を将来、売却したり賃貸に出したりすることは可能ですか?

A.はい、可能です。

将来ライフスタイルが変化した場合、所有する不動産を売却して現金化したり、第三者に貸して家賃収入を得たりできます。

ただし、住宅ローンが残っている場合は金融機関の承諾が必要です。

相続した実家なども同様に活用できる可能性があります。

【まとめ】

賃貸と持ち家、どちらか一方に絶対的な正解があるわけではありません。

大切なのは、それぞれのメリットとデメリットを正しく理解した上で、ご自身のライフプランや価値観にどちらが合っているかを見極めることです。

転勤の可能性、家族計画、お金に対する考え方、そして将来どのような暮らしをしたいかを総合的に考えて判断する必要があります。

例えば、将来的には駅近のマンションに住み替えるといった柔軟なプランも視野に入れると、選択の幅が広がります。

この記事を参考に、ご自身やご家族にとって最も幸せな住まいの形を見つけてください。